ゆら早生みかん(極早生)

青くても甘い!秋の味覚「ゆら早生」の魅力

ゆら早生

ゆら早生(ゆらわせ)は、1985年に和歌山県由良町で発見され、1995年に品種登録された新しいみかんです。宮川早生の枝変わりとして生まれた品種で、和歌山県を中心に、静岡県や香川県でも栽培されています。

味と食感の特徴

10月に流通する一般的な青みかん(極早生)は、酸味が強く、さっぱりとした味わいのものが多い傾向があります。一方、ゆら早生は糖度11〜12度前後、完熟するとそれ以上になることもあり、極早生みかんとは思えない濃厚な甘みとコクが魅力です。

ひと房口に入れると、たっぷりの果汁とともに爽やかな甘酸っぱさが広がります。ほどよい酸味が甘さを引き立て、後味はすっきり。果肉を包む薄皮(じょうのう膜)が薄く、口の中に残りにくいため、なめらかな食感を楽しめます。

果実は比較的小ぶりですが、小さな実においしさがぎゅっと詰まっています。

収穫時期と外観の特徴

収穫時期は10月頃から始まり、一般的な早生みかんより早く食べ頃を迎えます。

10月は果皮にまだ緑色が残っていることが多いのですが、中身は十分に熟している場合もあります。

見た目の色と味わいが必ずしも一致しないのも、ゆら早生の特徴です。

ゆら早生をおいしく楽しむには?

ゆら早生は、冷やしすぎず常温に近い温度で食べると、甘みや香りを感じやすくなります。

皮をむいた瞬間に広がる爽やかな柑橘の香りと、口いっぱいにあふれる果汁も魅力です。

秋の訪れとともに旬を迎えるゆら早生は、みかんの季節の始まりを感じさせてくれる品種です。

秋の早い時期から楽しめる、甘くてジューシーなゆら早生。みかん好きの方にぜひ味わっていただきたい一品です。

完熟ゆら早生の畑
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